又吉 千恵子の日々是好日

日常の気づきを徒然なるままに
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ザ ワーク

ザ ワーク今のマイブーム。。「ザ ワーク」

お友達のいくよちゃんが素晴らしい本を紹介してくれました。。
これは今の私にとって最終段階突入ーーーって言っても良い程、シンプルだけどパワフルな自分自身でできるワークです。。

著者は ケイティ バイロン というアメリカ人。。彼女は以前は鬱状態が酷く、結婚して子供もいますがアルコールやドラッグにおぼれ、ヒステリーで一週間もベッドから起き上がる事も出来ないくらい極限のひどい状態の時に精神病院に入ります。。
そして自分には、その病院のベッドにすら寝る価値がないと思い床に寝ていたある日の朝。。目覚めた時に今までの苦しみがすべて消えて、世の中が愛で溢れた美しいものに見え、ある意味突然悟るのです。。

それから自分の今までの苦しみの原因は何だったのかという事を見て行くうちに、この「ワーク」を生み出すんです。。
このワークはどういう事をするかというと、まわりの人(両親、夫、妻、恋人、友人、子供など。。誰でも)に対する自分の思考のジャッジを書留めたった4つの質問をしていき、そして最後に主語を置き換えていきます。

例えば、私の最近の大ヒット(笑)の二つの出来事で説明すると。。。

先日の夕飯時の出来事。。私は母も退院してきたばっかりだし、父も肝臓が悪いので一生懸命身体に良いものをつくり食卓に並べました。。そしたら内の母が総菜屋で買って来たという鶏の唐揚げとタルタルソースたっぷりの牡蠣のフライを一緒に並べました。。
そこで私の頭の中でジャッジが始まります。。。「人がせっかく身体に良いものを作ったのにわざわざそんなの買ってくる事ないのに。。。母ちゃんは私達が小さい頃から料理をせずにいつも総菜で済ませていたのが子供心に寂しかった。。。こんな油物、病気になってもそれをやめようともしない。。無知さ加減も限度がある。。。」など思考がぐるぐるし始めました。。
そうしたら、それに追い打ちをかけるように、内の父ちゃんは私が作ったものに手を出さずに、牡蠣のフライと鶏の唐揚げしか食べないがーん私は平静を装い黙ってこれみよがしに自分の作った物だけを食べてましたが頭の中はジャッジの思考だらけ。。無言の食卓上の一人戦争ですよねー(笑)
でも幸いな事にワークを読んで感銘を受けていた所だったので、自分の部屋へ行きイライラしながらもワークを始めました。。。

「私は両親に対して怒っている。。何故なら彼らはまったく身体を大切に扱わないから」「彼らは健康に悪い鶏の唐揚げや油物を食べるべきではない」とまず書きます。。それに対して4つの質問は「それって本当ですか?」「それが絶対に本当だとあなたに分かるでしょうか?」「その思考について考えるとき、あなたはどう反応するでしょう?」「その思いがなければあなたは誰でしょう?」というものです。。

最初のそれって本当ですか?という問いの時点で段々自信がなくなってきます。。なぜならまったくではなく彼らなりに薬を飲んだり病院にいったりしてるし。。二番目の質問では、それは全然本当ではない。。という考えになってきます。。三番目ではその思考について考えるだけで胃がきゅーっとなって嫌な感じです。。そして4番目の質問の答えは。。私達は肉体以上の存在で愛そのもの。。。という風に落ち着きます。。

そして主語を置き換えると 「私は私に対して怒っている。私はまったく身体を大切に扱わないから」「私は健康に悪い鶏の唐揚げや油物を食べるべきではない」と言う風になります。。

そういう風に客観的に見ていくと自分が何に対して抑圧していたかがわかります。。私は実はケンタッキーの鶏の唐揚げが小さい頃から大好きでした(笑)でも健康に悪いからと大人になってあまり食べないようにしていたのです。。そして自分自身も自分の身体を100%大切にしているかと言えばそうでもない。。そうしているつもりになっているだけ。。そして身体にとっての一番の毒は、前述のようなジャッジの思考なんですよねー(笑)環境汚染もびっくり!っていうくらい地球にも悪そうー(笑)
そして自分が何故身体に良いものを両親に食べさせたかったか。。。深く見てみると。。病気になられたら自分が一番困るから。。あの健康に良さそうに見える料理のどこにも愛が無かったという事に気がつきました。。
そのような気づきの後は心はとても穏やかになりほっとします。。、それからの食卓では、皆が好きなものを楽しく美味しく食べているのを穏やかに嬉しい気持ちで見れるようになりました。。父は82歳、母は78歳。。ここまで長生きしているんだから食べたいものを食べて心残りのない人生を送って欲しいと今は心から思います。。昨日は三人で大戸屋に行ってチキンカツ定食を思いっきり食べました(笑)

もう一つの私の笑えるこれまた面白い例をご紹介しようかと思いましたが、かなり長くなりそうなのでこの辺でやめときます(読むのも疲れるからねー)しかし本当に笑えるネタはたくさんあります(笑)

ホオポノポノもそうですけど、目指すは心の平安。。。世界の平和は私の心の平和から。。

この世には3つの領域があると本には書いてありました。それは神の領域、他人の領域、自分の領域。。
自分が起こる出来事、現実に不平不満を言っている時は神の領域に踏み込み神と戦っているということ。。何故なら神の目からはすべてが完璧だから。。
そして誰かに「こうすべき。。とかこうしたらいいのに」とアドバイスをしている(たとえ頭の中だけでも)のは他人の領域に入っているということ。。他の人の最善の道が私に分かり得るのでしょうか?その人の事はその人の魂が一番良く知っています。。
そしてこの二つの領域に入っている時は完全に自分を留守にしています。。自分が今どの領域にいるのか良く観察してみてください。。
結構留守にしてますよー(笑)自分の領域に留まるときに人は心に平安を感じます。。何故なら自分自身は愛そのものですから。。。

この世の戦争をなくす為には自分の中の思考の戦争をやめなければいけないなーとワークをしながらつくづく思いました。。
下記のホームページは動画や小冊子、ワークの為のシートなどがダウンロードできるかなり親切なページです。。ご興味のある方は是非覗いてみて下さいね。。http://www.thework.com/nihongo/

その中でケイティ語録というのがあって私の座右の銘にしよう思い、カードに書いて冷蔵庫やトイレに張ってある言葉があります。

「愛されること、認められること、感謝されることを私が望まないでいられますように。。」私の今までの行動の裏にはこの3つの事が原動力になっていたと思います。。思いますではなくそうでした(笑)
100%愛の状態で何かした事があるのだろうか。。と思い起こせばはっきりいってゼロかもしれません。。しれませんではなくゼロでした(笑)私は今この言葉を心にしっかり刻み込み自分の領域にとどまり、心の平安だけを目標に日々まだまだ出てくる思考の信念体系や価値観、すりこみなどをワークしながら自分の思考のばかさ加減につっこみを入れ一人漫才をしているみたいに大笑いしながら、毎日飽きない日々を過ごしています(笑)このワークは最後に自分を大笑いできたら大成功!

Peace begin with me...皆様もどうぞ日々内観して心穏やかな毎日をお過ごし下さいね。。


Posted by チャーチャン at 2012年04月24日   15:21